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進捗レポート

東ティモール水支援、スタート! 現地レポートvol.1

「越前大野名水マラソン」や、「越前おおの冬物語」などのイベントを通じて、たくさん方々からご協力を頂いている、東ティモールへの水支援。みなさまのおかげで、着々と準備が進んでいます。

10月、Carrying Water Projectは支援先の東ティモール民主共和国に赴き、
現地に暮らす人々にお会いしてきました!
今回はその様子をレポートしますね。

大野市から東ティモールへ旅立ったのは、今洋佑副市長、市役所の帰山寿章さん、吉田克弥さん。豊かな水環境を誇るまちの代表として、支援地域のすべてを見てくる意気込みで出発しました。
日本ユニセフ協会からは、吉田好江さんが同行してくださいました。
通訳として帯同してくださったのは、深堀夢衣さん。
東ティモールの公用語である「テトゥン語」を話せる、貴重な通訳さんです。

現地に飛んだ一行と、
現地公共事業・運輸・通信省の職員さんたち。

東ティモールまでの道のりをご紹介しましょう。
大野市から関西国際空港へ、そしてシンガポールを経由して、東ティモールの首都「ディリ」に到着。かかった時間は、約23時間。日本と同じアジアの国ですが、本当に遠い!!

すでにヘロヘロの一行ですが、
到着したその足で
東ティモール日本大使館と
東ティモール公共事業・運輸・通信省を表敬訪問。
大野市がエルメラ県とアイナロ県の支援地域において、
3年間で6基の重力式給水システム(GFS)を
設置することなどを説明しました。

今副市長と、
駐東ティモール日本大使館
山本栄二特命全権大使

到着翌日の10月19日。
私たちは現地東ティモールのユニセフ事務所へ向かいました。
今回の水支援事業は、ユニセフが行う支援プログラムに大野市が協力する形で実施することになっているため、まずは現地事務所の方々とミーティング。
東ティモールの子どもと女性を取り巻く環境・課題について情報を共有しました。

その後首都ディリから、エルメラ県、ポエテテ村のギギマラ集落へ向かいました。
この村にはすでに、ユニセフからの支援で「重力式給水システム」が
設置されています。
この村を訪れたのは、先に行われた支援が、
人々にどのように利用されているかを学び、
私たちの支援活動の参考にするためです。

これが、支援活動によって
つくられた重力式給水システムの
一部、水のタンクです。
ここに水をためて水場まで引き、
集落の人たちがいつでも水を
使えるようにしているんです。

その水は、山を登ったところにある水源から、全長約4キロの水道管で引いています。
水源から浄水装置を通ってきれいにし、貯水タンクにためられるんだとか。
ユニセフが設置した1基の重力式給水システムのおかげで、120世帯、684人がいつでもきれいな水を手に入れられるようになったそうです。

水源から引かれた水は、共同の水場へ。

私たちの訪問に合わせて、村の人たちが総出で出迎えてくれました。
太鼓や角笛の音楽に合わせた伝統的なダンスや楽しい歌に、一同大感激!!

ポエテテ村の村長は、集落では
水の心配をする必要がなくなったこと、
子どもたちが手洗いをするようになったこと、
子どもたちをはじめ村人たちが健康になったことなどを
話してくださいました。

ユニセフの重力式給水システムから水を引いている、
村の保健センターを訪問。
ポエテテ村の約1800人の健康のために尽くしている
お医者さんや看護師さんたちがいます。
これまで自宅で出産するしかなかった女性たちが、
清潔な水がある保健センターで出産できるようになったこと。
子どもたちが毎日水浴びをするようになり、
皮膚病にかかる子が減ったこと。
水環境が良くなったことで感じたことを
話してくださいました。

村には、この重力式給水システムを管理・運営する水管理委員会が作られています。「タンク係」の人は、タンクの水を配水したり、あふれないように見張ったりしているのだそう。支援を受けるだけでなく、「自分たちでシステムを守る」という気持ちで村の人々が頑張っていることが伝わってきました。

きれいな水がいつでも手に入る。
そんな環境ができたことで、生活の質がよくなっただけでなく、
水環境を維持していこうという意識が人々の間に育まれていることに感銘を受けました。
Carrying Water Projectもこんな風に、現地の人たちと協力し、素敵な未来を拓いていけるといいですよね。

翌日はついに、大野市が支援することが決まっている
エルメラ県ハトリア群ウラホー村を訪問します!

東ティモール現地レポートvol.2へ続く

東ティモール水支援、スタート!現地レポートvol.2
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