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進捗レポート

2016年1月26日 大野市は、日本ユニセフ協会とパートナーシップを締結。共同記者会見を行いました。

Carrying Water Projectを推進する大野市は、
日本ユニセフ協会と協力し、21世紀の独立国家 東ティモールへの支援活動を始めます。

東京・品川にある「ユニセフハウス」にて、
大野市と日本ユニセフ協会のパートナーシップ締結を発表する
記者会見が執り行われました!

たくさんの報道陣が詰めかける中、
その視線の先には・・

大野市の岡田市長が、
この度、大野市が日本ユニセフ協会と
協力することになった経緯や、
どこに、どんな支援を始めるのか、
Carrying Water Projectに
込められた思いを伝えました。

大野市が、日本ユニセフ協会を通じて寄付する支援事業について紹介します。

ご存じのとおり、大野市は日本が誇る名水のまち。
豊かな水に育まれ、水とともにまちを築いてきました。
そんな大野市の「水」への恩返しの気持ちをこめて、私たちが享受してきた水の恵みを、
国外の人たちにも届けていこう、という思いからこのプロジェクトは生まれました。
まずは、安全な水が手に入りにくい東ティモールで、
いつでも、だれでも、簡単に水を手に入れられるようにするために
井戸や水道などの環境を整える支援活動を始めます。

ところで、みなさんは、
「東ティモール民主共和国」って
ご存知ですか?
2002年にインドネシアから
独立した小さな国です。
戦乱が長く続いたことで開発が遅れ、
独立から10年以上たった今でも
電気や水道などのインフラの
整備が行き届いていません。

きちんと整備された水源を
使える人の割合は、
アジアで最も低いといわれています。
今も、水を手に入れるために
こうして子供たちが
ポリタンクを持って山を駆け上がり、
遠くにある水をくんでくるのが日常です。

飲み水も決して衛生的とは言えず、
下痢などによって
小さな子供たちが命を落とすことも。
5歳未満の子どもの死亡率は、
アジアで2番目に高いというデータもあります。

今回、 Carrying Water Projectは、
この東ティモールの水環境を整備するために
支援することを決定しました。

まずは、山の湧き水を水道管でふもとまで引いてくる
「重力式給水システム(GFS)」を設置。
約1500人の子どもたちと、周囲の大人たち約1800人が、
遠くまで水をくみに行かなくても、
近くの水道から水を手に入れられるようになります。

さらに、現地の人たち自身でこの給水システムを
運用できるよう、管理体制を整備したり、
水の大切さや保護についての
教育プログラムを策定したりと、
永続的に、安定して水を使えるよう、
総合的なサポートをしていきます。

子どもたちは汚れた水でお腹をこわしたり、
病気にかかったりしないようになります。
長い道のりを歩く水くみからも解放され、
学校に通ったり、友だちと遊んだりできます。
体を洗うことも、洗濯をすることも、料理をすることも、
野菜を育てることもできるようになり、
人々の生活が衛生的で豊かなものに変わっていきます。

私たちの支援が、そんな未来につながっていくといいですよね。

今回は、ユニセフが世界中で実施してきた水支援プロジェクトに、
大野市から資金を提供するという形で、支援を行います。
支援国を東ティモールに、使途を水と衛生環境の改善に限定した、3ヵ年計画です。

地方自治体が日本ユニセフ協会と協力し、地域と使途を明確にした支援をすることは
全国を通じて初めての試みです。

パートナーシップを結んだ
日本ユニセフ協会を代表して、
会長の赤松良子様が、大野市の支援について
感謝の意を述べられました。

東ティモールからは、
エヴァンジェリーノ・ゴメス 
駐日東ティモール 臨時代理大使が
会見に立たれました。

「東ティモールは多様な課題に直面しています。
特に安全な飲料水を巡る状況は深刻です。
国民のおよそ75%が農村部に暮らし、そのうちたったの30%しか、
改善された水源と衛生的なトイレを利用できません。
衛生に関する知識も不足しています。
国外からの支援は、私たちにとって本当に重要です。
大野市の皆さんの寛大な心に感謝します。
大野市・ユニセフ・東ティモール政府による共同プログラムが
成功することを信じています。」

そして調印式が執り行われ、
大野市と日本ユニセフ協会の間に
パートナーシップ協定が結ばれました。

岡田市長・赤松会長、ゴメス臨時代理大使が
並んでプロジェクトをPRします。

支援はこれから。
東ティモールの皆さんに、
豊かな水の恵みが届きますように!

当日の参加者の皆さんには、
大野の水をプレゼント。

大野の思いは、この水にも詰まっています。

こちらは、東ティモール伝統の布と、
名産品のコーヒー。
パートナーシップ締結を記念して
ゴメス臨時代理大使から
大野市に贈られました。
とっても色鮮やかですね。

2016年2月6日、7日、大野市で行われた「越前おおの冬物語」の会場では、
東ティモールの名産品である「東ティモールコーヒー」がふるまわれました。
大野の名水でいれた、プレミアムなホットコーヒーです。
会場を訪れた1000人近くの方が、これから交流が始まる南の国を想像しながら、
味わったのではないでしょうか。
そして東ティモールへの思いを込め、募金に協力して下さいました。
募金は81,792円集まりました。
5月に開催される「越前大野名水マラソン」でも、
東ティモールへの寄付を募集します。あなたのお気持ちをぜひ、お寄せ下さいね。

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