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進捗レポート

2017年1月28日 第2回 大野の水と未来を語る集い@ツイタチビル

1月28日、大野市元町のツイタチビルにて、
「大野の水と未来を語る集い」が開催されました!

大野市のたからものである「水」のちからで、どんなことができるだろう?
どんな未来を拓けるだろう?市内外から自由に集って、語り明かそう!というこのイベント。
2回目となった今回は、「東ティモール視察報告会」です。

大野市が東ティモール民主共和国の水環境の整備を支援すること、もうご存知ですよね!
支援に先立って、大野市の今洋佑副市長をはじめ、市の職員、日本ユニセフ協会の職員たちが東ティモールを訪問したのですが、その様子と今後の展望をみなさまにご報告する会になりました。

気温はマイナス1度。底冷えの中、40人ほどのお客様が集まりました。
会場には、視察中に撮影された東ティモールの写真が。
交流が進んではいるものの、みなさんもまだ全然知らない国ですよね。
一体どんな話が飛び出すのか、ギャラリーの期待も高まります。

ストーブで暖をとり、トークスタート!今副市長が口火を切ります。
「今日は、東ティモールスペシャルです。大野市はこれから日本ユニセフ協会と協力して、
きれいな水が手に入らず困っているこの国を助け、関係を深めていくことになりました。
私たちが見てきた東ティモールがどんな国だったかをお伝えし、
これからどんなことができるのか、今日はみなさんと、意見交換していきたいと思います!」

日本ユニセフ協会からは、大野市と協力して支援活動に携わってくださっている
吉田好江さんと、ユニセフ・東ティモール事務所元代表の久木田純さんがゲストで登壇。
吉田さんはユニセフの支援内容について、
そして久木田さんは以前赴任していて触れた東ティモールの姿を紹介してくださいました。
日本ユニセフ協会と大野市のパートナーシップについては、こちらをどうぞ!

大野を初めて訪れた久木田さん。
大野と東ティモールに、不思議な共通点をたくさん見つけたとか。
「大野は山に囲まれていますが、東ティモールもすごく山岳地帯が多い国なんです。
その風景だけでも似ているけど、山の上に“ポウサーダ”っていう
お城があったんです。それが大野の天空の城にそっくり!」
雲海に浮かぶ「東ティモール版・天空の城」の姿は、まるで越前大野城。
写真を見たお客さんの間に、どよめきがおこります。

「それに、大野市役所にはまきストーブがあるでしょう。
それぞれの家庭にかまどがある東ティモールの暮らしを思い出して、懐かしくなりました。
彼らの暮らしは『森と水とかまど』と共にあるのですが、もっともっと、改善が必要でした。
森の管理がうまくいかず水が氾濫したり、きれいな水が手に入らないせいで、
子どもたちが必死に水汲みをしなければならなかったり、古いかまどが健康を害したり、
ということがまだまだ深刻な問題として残っているんですね。 」

独立戦争の焼け野原から少しずつ新しい国を作り上げてきた人々の姿や、
今も抱えている様々は問題、そして子どもたちが直面している「水」の問題を、
分かりやすく話してくださいました。

続いては、視察団の報告コーナー。
昨年10月、今副市長、市役所職員を中心としたメンバーが支援先の地域を訪れたのですが、
その概要と感じたことを、それぞれが話します。
現地に同行したカメラマン・槻ノ木比呂志さんの進行で、
日程を追いながら報告は進みました。

「東ティモールの朝は霧がすごくきれい。
でも大野は霧の中に水の音が聞こえますよね。似ているけれど、大きな違いです。」

「首都・ディリの空港は大野のスーパーくらいのサイズ(※イメージです)。」
「東ティモール人の距離感、奥ゆかしさというかシャイさは、日本人に通じるものがあって、親しみがわきました。」

「現地の子どもたちとサッカー対決をしたけれど、校庭に散らばった牛の糞を踏みまくってしまい、洗い流すために子どもたちが貴重な水を分けてくれました・・・。」

東ティモールは、コーヒー生産が盛んな国。香り高く、とてもおいしいそうです。
客席には、大野市内のコーヒー店で東ティモール産オーガニックコーヒーを提供している、『モモンガコーヒー』の店主さんも。
市が東ティモールを支援することを知り、ご自身でもコーヒー生産国のためにできることをと、お店での提供を決めたそうです。

「大野市内の仲間と一緒にCROP(クロップ)という団体を立ち上げ、東ティモール産コーヒーの売り上げの一部を寄付し始めました。大野市が東ティモールを応援する、そして僕たちは大野市を応援する・・・。そんな形で支援が広がればいいなと思います。」

コーヒーを飲んだら東ティモールを支援できるなんて、素敵なことですね!

大野から技術支援もしたいなあ・・・という話が出ると、会場に来ていた
大野の水道設備屋さんから、「いつでも協力します!」との声もあがりました!

現地視察の概要とプロジェクトの進捗は、こちらのページでご紹介しています。

現地で通訳をしてくれた深堀さんからも、この日のためにメッセージが寄せられました。
「私は現地で長く支援活動をしていますが、支援しているというよりも共に生きていく
という感覚でやっています。大野市の人たちも、そのように思いながら支援してくれたら、
いい関係が築けると思います。」

最後に視察団から、集まってくださったみなさんにメッセージ。
「東ティモールは若い人が多く、これからだ!っていう勢いと希望にあふれています。
子どもたちの目の輝きを見て、大野が支援する価値をとても強く感じました。
今ここにいる私たちだけでなく、大野の人たち、そして市外、世界の人々も含め、
もっと多くの人とつながって、支援の輪を広げることが大切です。
みなさん、これからもよろしくお願いします!」

見たことのない風景や興味深いエピソードに、ギャラリーも大盛り上がり。
東ティモールを、少しでも身近に感じていただけたでしょうか。

これからも、大野の水と未来を語る集いは続きます。
様々なテーマを準備していますので、次はあなたもぜひ参加してみてくださいね!

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