MENU

MENU

御清水
(おしょうず)

昭和初期の御清水『大野紹介写真帳』より

 御清水は、亀山の東麓の湧水帯にある清水の一つで、かつて城主の飯米を炊ぐ(かしぐ)のに用いられたことから、敬意を表して「御清水」あるいは「殿様清水」と呼ばれており、昭和60年に環境庁の名水百選に選ばれています。
 御清水があるこの一帯は、江戸時代から武家屋敷が建ち並び、家中の人々が生活用水として御清水を使っていました。武家屋敷の人々はしつけも厳しく、常にこの清水を清潔に保ち、上流から順番に飲料水、果物などを冷やす所、野菜などの洗い場などと定めて使っており、この名残が、現在も不文律として地域の住民たちに受け継がれています。
 また、泉町と呼ばれるこの一帯は、江戸時代の初期には「臼清水」という町名だったようで、この付近一帯の民家の庭には必ずといっていいほど湧水の泉水があります。

ページトップへ